パーフェクト24時間 血圧コントロール Up to date [第二版] 循環器個別予見医療への指針第2版

  • ページ数 : 310頁
  • 書籍発行日 : 2019年10月
  • 電子版発売日 : 2019年12月11日
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内容

"本書では,我々の研究成績をはじめとする世界の最新エビデンスを解説し,究極の北極星“心血管イベント・ゼロ”を正確に指し示す北斗七星,“パーフェクト24時間個別血圧コントロール”に迫りたい.本書が日常高血圧診療の一助となり,我々の研究が社会貢献につながっていけば,このうえない喜びである"
序文 ─パーフェクト24時間血圧コントロールに迫る2020 より
自治医科大学医学部 内科学講座循環器内科学部門 教授
苅尾 七臣

 著者略歴
 序文
 謝辞
第1章 診察室外血圧
 SPRINT研究とautomated office blood pressure
 さまざまな血圧測定法
 高血圧の診断とサブタイプ
第2章 早朝・夜間高血圧をターゲットにした治療戦略
 “早朝高血圧”の定義
 “夜間高血圧”の定義
 2017 AHA/ACCガイドラインによる高血圧診断基準を適応した場合の,
 早朝高血圧有病率の変化
 家庭血圧と自由行動下血圧はどの段階で測定すべきか
 早朝・夜間高血圧のステップ管理
 ほか

序文

序文 ─パーフェクト24時間血圧コントロールに迫る2020 より

~本書では,我々の研究成績をはじめとする世界の最新エビデンスを解説し,究極の北極星"心血管イベント・ゼロ"を正確に指し示す北斗七星,"パーフェクト24時間個別血圧コントロール"に迫りたい.本書が日常高血圧診療の一助となり,我々の研究が社会貢献につながっていけば,このうえない喜びである.~


苅尾 七臣
自治医科大学医学部 内科学講座循環器内科学部門 教授


【原著 詳細】

It is well known that cardiovascular events occur more frequently in the morning because blood pressure (BP) has been shown to increase during the period from night to early morning. In recent years, clinical research using ambulatory BP monitoring (ABPM) or home BP monitoring (HBPM) has clarified that morning BP, morning BP surge, and uncontrolled nocturnal hypertension are more closely associated with cardiovascular risk than clinic BP.This practical manual from a leading expert in the field, Dr. Kazuomi Kario, reviews recent evidence on "morning" and "nocturnal" hypertension, and provides guidance towards achieving the goal of "perfect 24-hour BP control". This includes up-to-date information on his research and development of IT-based BP monitoring systems, facilitating "anticipation medicine" for zero cardiovascular events.

目次

著者略歴

序文

謝辞

第1章 診察室外血圧

SPRINT研究とautomated office blood pressure

さまざまな血圧測定法

高血圧の診断とサブタイプ

第2章 早朝・夜間高血圧をターゲットにした治療戦略

"早朝高血圧"の定義

"夜間高血圧"の定義

2017 AHA/ACCガイドラインによる高血圧診断基準を適応した場合の,

早朝高血圧有病率の変化

家庭血圧と自由行動下血圧はどの段階で測定すべきか

早朝・夜間高血圧のステップ管理

第3章 家庭血圧と早朝高血圧

家庭血圧測定

早朝高血圧のエビデンス

早朝高血圧のサブタイプ

第4章 自由行動下血圧測定

ABPMのパラメータ

自由行動下高血圧のサブタイプ:正常パターンと典型パターン

ICTマルチセンサーABPMの開発(IMS-ABPM)

最新のABPM 指標

自由行動下血圧を予見する

マルチセンサーとリアルタイム・ハイブリッドWi-SUN/Wi-Fi 転送システム

HI-JAMP研究

第5章 血圧モーニングサージ

血圧モーニングサージの定義

血圧モーニングサージと心血管イベント

血圧モーニングサージによる臓器障害

高血圧性心疾患

血管疾患と炎症

無症候性脳血管疾患

慢性腎臓病

血圧モーニングサージの規定因子

"気温感受性高血圧"と血圧モーニングサージ

早朝リスクのメカニズム

止血血栓異常と血圧モーニングサージ

過度の血圧モーニングサージの血管メカニズム

第6章 夜間高血圧

血圧サーカディアンリズム

夜間血圧のnon-dipper/riser

心血管リスク

臓器障害とフレイル

夜間高血圧の定義とリスク

夜間高血圧のメカニズム 87

関連症状

糖尿病

慢性腎臓病

睡眠時無呼吸症候群

extreme dipper

第7章 夜間家庭血圧計の開発

最先端の家庭血圧計

夜間家庭血圧測定の推奨

夜間家庭血圧計

夜間トリガー血圧測定

ITを用いた夜間トリガー血圧測定システム

CPAPアドヒアランスと夜間血圧サージ

夜間血圧サージに対する降圧療法

第8章 ウェアラブル・瞬時(サージ)血圧計の開発

第9章 サージ血圧

異なる時相の血圧変動

血圧サージの共振仮説

血圧変動のエビデンスとメカニズム

診察室血圧の受診間変動

自由行動下血圧の変動性

家庭血圧の変動性

最大家庭収縮期血圧

早朝家庭血圧の標準偏差

早朝・就寝時血圧差(ME差)

早朝の起立性高血圧

第10章 全身血行動態アテローム血栓症候群(SHATS)とは何か 145

SHATSの典型例

SHATSの臨床的意義

SHATSのターゲット

SHATS ─ 悪循環のメカニズム

第11章 SHATS のバイオマーカー

血管バイオマーカー

1)CAVI/PWV

2)中心血圧

3)FMD

心臓バイオマーカー

1)NT-proBNP

2)hs-TnTとGDF-15

3)心エコー

微量アルブミン尿

脳バイオマーカー

圧受容器反射感受性

第12章 降圧ストラテジー

時間療法(クロノセラピー)

食塩制限

薬物治療

第13章 降圧薬の24 時間降圧特性

利尿薬

カルシウム拮抗薬

アムロジピン

ニフェジピン

シルニジピン

アゼルニジピン

アンジオテンシン変換酵素阻害薬

アンジオテンシン受容体拮抗薬

バルサルタン

テルミサルタン

カンデサルタン

オルメサルタン

アジルサルタン

α遮断薬とβ遮断薬

サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物

ナトリウム・グルコース共輸送体2阻害薬

第14章 家庭血圧と自由行動下血圧に基づく併用療法ストラテジー

第一選択薬

第二選択薬

動脈スティフネス型

体液貯留型

第三選択薬

RAS阻害薬を基礎とした併用療法

第15章 治療抵抗性高血圧の管理と腎デナベーション

治療抵抗性高血圧管理のストラテジー

第四の治療選択肢

腎デナベーションの時代

腎デナベーションによる"パーフェクト24時間血圧コントロール"仮説

腎デナベーションのエビデンス

早朝血圧

夜間血圧

睡眠時無呼吸

孤立性収縮期高血圧

血圧以外の改善効果

Symplicity Spyral™とエビデンス

腎デナベーション施行の候補者

腎デナベーションのレスポンダー

第16章 HOPE Asia Network

HOPE Asia Network

アジア人の心血管疾患特性

アジア人の肥満と食塩摂取量

アジア人の24時間自由行動下血圧プロファイル

家庭血圧を指標としたアジア人の高血圧治療の推進

Asia BP@Home研究

第17章 災害高血圧とICT を活用した家庭血圧測定

災害高血圧

災害時循環器予防(DCAP)ネットワーク

ICT を活用した血圧コントロール:テレメディスン(遠隔医療)の成功事例

第18章 予見テレメディスン(遠隔医療)

予見医学

イベント管理の概念

技術革新

テレメディスンとテレケア

文献

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書籍情報

  • ISBN:9784939028526
  • ページ数:310頁
  • 書籍発行日:2019年10月
  • 電子版発売日:2019年12月11日
  • 判:A5変型
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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