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  • 根拠にもとづく がん化学療法レジメン作成とマネジメントのてびき

根拠にもとづく がん化学療法レジメン作成とマネジメントのてびき

  • ISBN : 9784758118781
  • ページ数 : 200頁
  • 書籍発行日 : 2020年5月
  • 電子版発売日 : 2020年6月12日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥5,280 (税込)
ポイント : 96 pt (2%)

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商品情報

レジメンの院内標準化に向け、患者と病院の双方にとって適切なレジメンを構築し、現場で安全に管理していくための実践的なポイントを解説。増え続けるレジメンの管理にお悩みの薬剤師、医師の方々におすすめ!

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
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■ 序文

はじめに

このたび,奈良県がん医療研究会,通称「まほろば塾」において,“がん化学療法レジメンマネジメントのてびき”を作成させていただくことになりました.

この“てびき”を作成するに至るまで自分のなかでさまざまな思いがありました.私は,前職在職中に日本医療薬学会がん専門薬剤師を取得し,院内のレジメン審査・登録を行っておりました.自分がかかわる以前は,使用する抗がん薬が同じであっても,診療科によって使用する予防的制吐療法が異なっていたり,ハイドレーションが不要な抗がん薬に必要以上の補液が投与されていたり,いわゆる支持療法がほとんど標準化されていませんでした.その結果,不必要な支持療法や,逆に必要な支持療法がないことで患者さんに辛い思いをさせてしまったことを大変後悔しました.そこで,レジメン登録制度の見直しを行い,支持療法については抗がん薬ごとにルールを決めて薬剤師がそれに基づいて設定するよう変更し,支持療法の標準化をはかることができました 〔日本病院薬剤師会雑誌, 46(9):1246-1251,2010〕.奈良県立医科大学附属病院に入職後も,腫瘍センターの神野先生をはじめ,多くのみなさまの協力のもと,レジメン登録方法を変更し,支持療法の標準化を実施し,点滴拘束時間の短縮ならびに支持療法にかかる医療費の削減に貢献することができました.この経験を,まずは奈良県の医療施設と共有できれば,県のがん医療がより充実するのではないかと思い,世話人をしている奈良県がん医療研究会「まほろば塾」を通じて取り組みました.

まほろば塾ですが,この名称の由来は“Medical And HOListic Oncology Brush-up Academy”の頭文字を繋げた造語からきています.本来「まほろば」の意味するものは,ヤマトタケル伝説に由来し,彼が異郷の地で死の床にあるとき,故郷奈良がとても住みやすく良い場所であると詠ったことに由来しています.「MAHOLOBA」の言葉には,奈良の医療従事者の手で,奈良の地ががん患者にとってもとても居心地の良い場所にできるようにとの願いが込められています.そんな願いを「奈良県在住および関連のがん患者全員に対し,県内の医療機関において最良のがん薬物療法を提供し,すべてのケアが完結できる」というVision に掲げて活動しています.まほろば塾は2013 年8 月3 日より年2 回開催され,2018 年3 月31 日の開催で10 回目を迎えました.その記念すべき10 回目のまほろば塾の当番世話人として,塾長である神野先生より私が指名され企画することとなり,前述の想いもあって「レジメン管理と運用について」のテーマで開催させていただきました.研修会の企画・立案を進めるなかで,この研修会を通じて考えたレジメンマネジメントについて,何らかの成果物にできないか,という思いが強くなりました.そこで,自分のレジメンマネジメントの経験,そして今回のまほろば塾のなかで行われたパネルディスカッション,レジメンマネジメントに関する特別講演をしていただいた神戸市立医療センター中央市民病院薬剤部 池末裕明先生の講演内容やレジメンに関する資料をもとに,このてびきを作成させていただきました.

このてびきが各施設において,がん化学療法レジメンマネジメントを行ううえでみなさまのお役にたてれば嬉しい限りであります.このてびきの作成にあたり,多大なるご協力をいただきました奈良県立医科大学附属病院薬剤部ならびに腫瘍センターのみなさま,まほろば塾世話人会・参加された先生方,羊土社編集部 中林雄高様,そして支えてくれた家族に深謝いたします.


2020年3月

奈良県立医科大学附属病院薬剤部
奈良県がん医療研究会まほろば塾世話人
渡邊 裕之

■ 目次

本書の刊行に寄せて〜まほろば塾 塾長からのメッセージ〜

はじめに

執筆者一覧

概論 レジメンマネジメントについて

Ⅰ.レジメンの申請

1 レジメン登録申請書

2 引用文献の取扱い

3 支持療法について

Ⅱ.レジメンの審査

1 申請書の内容の確認

2 臨床試験の基本知識

3 引用文献のエビデンスレベル,推奨度の評価

Ⅲ.レジメンの登録

1 支持療法の作成

2 調製後〜投与時における注意点の確認

3 投与・減量基準の設定

4 レジメン登録時の注意点

5 作成したレジメンのチェックリスト

6 レジメンの投与基準や減量基準,支持療法の作成などに有用な無料Webサイト

Ⅳ.レジメン作成例

1 非小細胞肺がんにおけるドセタキセル+ラムシルマブ療法について

2 切除不能進行再発大腸がんにおけるカペシタビン+イリノテカン(modified XELIRI)±ベバシズマブ療法について

3 再発胚細胞腫瘍におけるTIP療法(パクリタキセル+イホスファミド+シスプラチン)について

4 非小細胞肺がんにおけるアテゾリズマブ+ベバシズマブ+パクリタキセル+カルボプラチン療法について

Ⅴ.レジメンの運用

1 患者・家族への治療内容の説明

2 患者同意書

3 投与前確認事項

4 有害事象モニタリング

Ⅵ.レジメンの評価

1 レジメンの評価

2 (参考)奈良県立医科大学附属病院におけるレジメンマネジメントの改善に向けた取り組み

付録 申請レジメンの監査・レジメン構築に必要な用語集

索引

■ 特記事項

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