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Medical Practice 2018年臨時増刊号 実地医家のための画像診断実践ガイド
Medical Practice編集委員会 , 阿部 修 (編) / 文光堂
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内容
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序文
序
近年の画像診断装置の進歩はめざましく,核医学検査における代謝・分子イメージングはもちろんのこと,CT ではデュアルエナジーCT を用いた物質弁別,MRI では拡散・灌流・ネットワーク解析など形態を超えた組織機能を非〜低侵襲的に捉えることが可能となっており,さらにこれらの分野における革新は続くものと予想される.このため形態画像では描出することのできなかった生体情報が得られ,各種疾患の早期診断や治療効果判定などに役立っている.一方,上記のような画像診断装置やテクニックがどれだけ進歩しても,日常診療におけるX 線写真や超音波の重要性・簡便性は,特に胸腹部や骨軟部疾患診断などでは揺るぎない.今回「実地医家のための画像診断実践ガイド」では,X 線写真など,これまで確立されてきた基本的だが診療に有用な画像診断を踏まえたうえで,最新の画像診断法が疾患診断にどのように役立つかの現時点でのミニマムエッセンスを簡潔にまとめるという方針で編集を行った.CT,MRI,核医学など実地医療という観点では利用しにくい装置を用いた項目も多く取り上げたが,これら最新装置がないと正しい診断にたどり着けない疾患も数多く存在するということをご理解の上,ご容赦いただきたい.
今回執筆をお願いしたのは画像診断を専門とする放射線科医のなかでも各領域において日本を代表するエキスパートの先生方ばかりである.また誌面が限られているため各領域の疾患を網羅的に解説するのではなく,臨床的に遭遇する頻度が高い疾患に焦点を絞って記載していただいている.本書を読破することで,X 線写真あるいは超音波検査で異常あるいは正常破格を呈する疾患の次の診断ステップとして,さらなる画像診断が必要なのか不要なのか,必要であればどの検査を選択すべきかを判断できるようになると期待される.そのように本書が皆様の今日からの診療のお役に立てれば,編集担当者としてこれ以上の喜びはない.
最後に執筆をご担当いただいた多くの先生方,編集に協力いただいた東京大学放射線科の諸兄,編集過程で適確なアドバイスをいただいた常任編集委員の先生方,ならびに企画から出版までご尽力いただいた文光堂の担当者に厚くお礼を申し上げたい.
平成30年4月吉日
阿部 修
東京大学大学院医学系研究科放射線医学講座
目次
総説
1.MRI
2.CT
3.核医学
4.超音波検査
各論 I.頭 部
1 血管障害
i)脳梗塞(急性期〜慢性期)
ii)動脈瘤,動脈解離,血管奇形
2.脱髄─多発性硬化症・視神経脊髄炎関連疾患・急性散在性脳脊髄炎
3.腫瘍─脳実質内外腫瘍
4.変性─認知症,パーキンソニズム,脊髄小脳変性症
5.炎症・感染症─髄膜炎・脳炎・膿瘍
各論 II.頭頸部
1.耳下腺・甲状腺・副鼻腔
各論 III.脊 髄
1.良性疾患─変形性脊椎症,椎間板ヘルニア,後縦靱帯骨化症
各論 IV.胸 部
1.感染症
2.びまん性肺疾患
i)間質性肺炎
ii)その他のびまん性肺疾患
3.腫 瘍
i)良性結節
ii)肺 癌
iii)縦隔腫瘍と悪性胸膜中皮腫
iv)乳 癌
4.虚血性心疾患
5.心筋症
6.構造的心疾患
各論 V.腹 部
1.肝 臓
i)肝細胞癌,転移性肝腫瘍,良性肝腫瘍および腫瘍類似病変
ii)びまん性肝疾患
2.胆嚢・胆道
i)胆道結石と胆嚢炎・胆管炎
ii)胆道腫瘍
3.膵 臓
i)膵腫瘍
ii)膵炎(急性膵炎・慢性膵炎)
4.脾 臓
5.消化管と腸間膜
i)消化管腫瘍
ii)腸間膜疾患
iii)上下部消化管の炎症性疾患
iv)イレウスとヘルニア
6.腎臓・副腎
i)腎腫瘍
ii)副腎腫瘍
7.腎盂・尿管
i)腫 瘍
ii)尿路結石と水腎症
各論 VI.骨 盤
1.子 宮
i)良性疾患
ii)頸体部腫瘍
2.卵巣腫瘍
3.前立腺
4.膀 胱
各論 VII.胸腹部大血管
1.大動脈・腸骨動脈瘤
2.動脈解離(分枝動脈のみの解離も含む)
3.血栓症・塞栓症
4.全身性血管疾患
各論 VIII.筋骨格系
1.関節病変─四肢関節
2.腫 瘍
各論 IX.IVR
1.止 血
i)外傷性出血,消化管出血
ii)その他の出血
2.静脈サンプリング
3.画像ガイド下穿刺・生検・ドレナージ
4.焼灼・凍結療法
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書籍情報
- ISBN:9784011303500
- ページ数:356頁
- 書籍発行日:2018年4月
- 電子版発売日:2020年6月22日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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