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名古屋第二日赤流!臨床倫理コンサルテーション 実例に学ぶ、本当に動けるチームの作り方

  • ISBN : 9784758123808
  • ページ数 : 166頁
  • 書籍発行日 : 2021年8月
  • 電子版発売日 : 2021年8月18日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥3,960 (税込)
ポイント : 72 pt (2%)

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商品情報

臨床倫理活動はいかにして始め,運営・維持していけばよいか.本邦で早くからこの活動に取り組み定着させてきた,名古屋第二日赤・倫理コンサルテーションチームのノウハウを公開.倫理研修会のテキストにもお勧め.

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
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■ 序文

はじめに ─ 発刊に寄せて

わが国は,戦後のベビーブームによってもたらされた人口ボーナスの時代に世界が目をみはる高度成長を成し遂げ,この時代に設計された医療・福祉の制度に介護の制度が加わり,国民皆保険に代表される安定した社会が作り上げられてきた。しかし,その後の経済成長の停滞と世界最速のスピードで進行する少子高齢化時代を迎え,作り上げられてきた医療・介護・福祉の体系が持続可能であるかの疑問が提議されている。

そのような中で,医学の進歩は目覚ましく,新たな医療技術や薬物により,今まで治療不能とされていた疾患が次々と治療可能となってきている。そして,これらの新規の医療技術や薬物はきわめて高額なものであることが多い。高齢者への治療もその年齢限界を急速に押し上げている。

さらに,個々人の価値観も時代が経るごとに年々その多様性が増してきている。このような状況を背景に,目の前の患者さんに誠実に向き合えば向き合うほど,「公平さ」「公正さ」「正しさ」などにおいて,ジレンマに陥る場合がますます多くなっている。赤十字病院の職員は,特に赤十字社の理念に影響されて,誠実に役割を果たそうとする職員が多いと思われる。

このジレンマに苦しむ職員を,一人で悩む状況に置かず,病院のシステムとして一緒に考え,一緒に悩み,一歩一歩前に進むことが,誠実な病院の姿勢として求められている。

名古屋第二赤十字病院の臨床倫理コンサルテーションチームは,まさにこの役割を果たしてきた。わが国のパイオニアに位置している。本チームの活動をまとめた本書が,他の赤十字病院ばかりでなく,多くの病院での,臨床倫理コンサルテーションの活動の大きな助けになると確信する。

医療の現場で誠実に取り組んでいる人々が,一人で苦しむことがないよう,この臨床倫理コンサルテーションシステムが広く病院に,そして介護を含む地域の医療現場に拡がり,整備されることを祈念している


2021年6月

日本赤十字社 副社長  富田博樹

■ 目次

第1章 今,なぜ倫理コンサルテーションなのか?

1 臨床倫理コンサルテーションとは【野口善令】

2 コンサルテーションチーム活動が目指すもの【神尾正子,野口善令】

3 コンサルテーションチームの仕組みづくり【佐藤仁和子】

4 チーム活動を組織として支える事務局【渡邊 勝】

5 臨床倫理コンサルテーションチーム活動の実際【深谷基裕,野口善令,稲葉一人】

6 臨床倫理コンサルテーションと病院幹部【野口善令】

COLUMN 名古屋第二日赤臨床倫理コンサルテーションチーム発足の経緯【江口美智,佐藤仁和子】

第2章 倫理コンサルテーションの実践的活動と事例

1 コンサルテーションとは 〜コンサルテーションの4つのタイプ【深谷基裕】

2 コンサルティー(依頼者)中心のコンサルテーション ① 〜急変時DNARの方針に,救急部がジレンマを抱えた事例【中沢貴宏】

3 コンサルティー(依頼者)中心のコンサルテーション ② 〜家族が手術に同意せず,医療者がジレンマを抱えた事例【山室 理】

4 クライエント(患者)中心のコンサルテーション 〜家族が手術に同意せず,患者がジレンマを抱えた事例【室田かおる】

5 組織の運営管理に関するコンサルテーション 〜患者の過度な要求・暴言に現場が疲弊した事例【加藤 亙】

6 管理者の抱える問題に対するコンサルテーション 〜大部屋の入院環境が整わず,看護師が疲弊した事例【永冨美知子】

第3章 各職種からみた倫理コンサルテーション

1 医師がコンサルテーション当事者となってみて【久田敦史】

2 看護師にとっての倫理的問題とコンサルテーションの実際【小瀬裕美子】

3 薬剤師にとっての倫理的問題【髙原悠子】

4 医療ソーシャルワーカーと臨床倫理【坂本理恵】

5 理学療法士と臨床倫理【三谷祐史】

第4章 コンサルテーション活動の振り返り

1 職場環境や多職種連携への好影響 〜看護倫理研修(キャリア開発ラダーⅢ対象)を受講した看護師への調査から【永冨美知子】

2 医療チームの連携強化への行動変容 〜DNARに関するコンサルテーションにかかわった看護師への調査から【宇佐美康子】

3 依頼者の視点が生物医学モデルから生物心理社会モデルへと拡大した事例【佐藤仁和子】

4 相談者のニーズが満たされなかった事例【佐藤仁和子】

第5章 倫理コンサルテーション活動からのスピンオフ

1 医療拒否患者への対応指針【加藤 亙】

2 アドバンス・ケア・プランニング(ACP)【加藤 亙】

3 臨床倫理教育 〜臨床倫理研修会の開催【久田敦史】

4 臨床現場でのカンファレンスのサポート

4-1 部門間軋轢へファシリテーターとして介入【野口善令】

4-2 ファシリテーター心得【神原淳一】

参考資料 臨床倫理研修 ファシリテーターの心得【坂本理恵】

第6章 「学」としての臨床倫理【野口善令】

付録:臨床倫理に関する参考サイト

あとがき【野口善令】

■ 特記事項

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