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  • 15章で学ぶ ビジュアル臨床神経学

15章で学ぶ ビジュアル臨床神経学

  • ISBN : 9784263266472
  • ページ数 : 208頁
  • 書籍発行日 : 2021年9月
  • 電子版発売日 : 2021年10月8日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥4,840 (税込)
ポイント : 88 pt (2%)

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商品情報

臨床神経学の重要知識を簡潔にビジュアルにまとめた一冊!

●臨床神経学の重要知識を,「すべてを吸収できる分量」を意識しつつ簡潔にビジュアルに15章構成でまとめた一冊.
●左頁は図表,右頁は解説という見開き構成.その豊富な図表をもとに解説し,図表で覚え,思い出すことで知識が自分のものになる.
●さらに各章の章末ラスト,総論・各論の確認テストで,知識の確認と定着ができる.

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
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■ 序文

本書は,医療系大学で学ぶ学生を対象とした,臨床神経学の入門書です.特に言語聴覚士を目指す学生に最適ですが,作業療法士や理学療法士,その他さまざまな医療分野を目指す学生にも対応しています.また,すでに臨床現場にいる医療スタッフの方で,臨床神経学を改めて勉強し直したいという人にも役に立つと思います.

筆者は約10年間大学で臨床神経学を教えてきましたが,授業で使用しているスライドをもとに作成したのが本書です.1冊通読すれば,全15回の授業を受けたのと同等の知識が身につくように工夫してあります.各章の扉には,その章で学ぶ重要なキーワードが示してあり,さらに簡単な章末テストをつけました.これらを利用して,知識を確実にしていただきたいと思います.

本書は『ビジュアル臨床神経学』と謳っている通り,図表が豊富であることが特長です.そして,ページをめくってみると気づくと思いますが,左頁は全て図表,右頁は全て文章になっています.このような構成の本はあまり見かけません.しかしヒトの脳の特性として,左視野情報は右半球に,右視野情報は左半球に速く到達し,右半球は視覚処理に,左半球は言語処理に長けていることが知られています(第5章を読めばわかります).そのことを考慮すれば,左頁に図,右頁に文章がある方が理解しやすくなるのではないかというのが,今回このような構成にした理由です(エビデンスはありませんが).

勉強のしかたとしては,各章の左頁をまずざっと眺めてください.気になる表があったら読んでみてもよいでしょう.でもそれだけではあまりよくわからないはずです.「なんだろうこの絵は」と疑問を持ってから右頁の文章を読んでください.疑問を持つことで,その部分に注意が向きます.注意が向いた状態で文章を読んだ方が,集中して理解できるでしょう.そして,文章を読んで一度理解できたら,次は図や表を見ただけで内容を思い出せるように覚えてください.

第6章と第15章の後半には,それぞれ第1~6章(総論),第7~15章(各論)の確認テストを準備しました.学習直後には覚えていても,別のことを学習すると意外に忘れてしまうものです.少し時間をおいて復習することも大事です.自分の実力を試すつもりで,問題に取り組んでみてください.

皆さんが臨床神経学を楽しく身につけてくださることを祈っています!


2021年9月

永井知代子

■ 目次

序文

謝辞

【総論】

第1章 序論

1.神経系の基本構造

1)ニューロン neuron

2)グリア glia

2.神経系における情報伝達機能

1)ニューロンが活動(発火)するとは

2)シナプス伝達 synaptic transmission

3.臨床神経学とは

4.臨床神経学を学ぶ上で大事なこと

1)神経解剖学と階層構造

2)症状と徴候

3)神経症候学

5.神経疾患オーバービュー

階層構造

章末テスト

第2章 中枢神経系の構造と機能

1.脊髄 spinal cord

1)脊髄と脊椎

2)脊髄の断面

3)神経系の原則:前が運動,後ろが感覚

2.脳幹・小脳

1)脳幹 brain stem

2)小脳 cerebellum

3.間脳・大脳基底核

1)間脳 diencephalon

2)大脳基底核 basal ganglia

4.大脳皮質 cerebral cortex

1)脳葉 cerebral lobe

2)一次領野・二次領野 primary cortex / secondary cortex

3)ブロードマン分類 Brodmann's area

4)体部位局在 somatotopic topography

5.大脳白質 cerebral white matter

1)白質はなぜ白いのか

2)神経線維束

6.伝導路 遠心性(下行性)と求心性(上行性)

1)遠心性(下行性)伝導路 descending tract〈錐体路〉

2)求心性(上行性)伝導路 ascending tract

章末テスト

第3章 末梢神経系の構造と機能

1.末梢神経系の構造

2.脳神経オーバービュー

3.第I~VIII脳神経

1)純感覚神経:嗅神経,視神経,内耳神経

2)眼球を動かす神経:動眼神経,滑車神経,外転神経

3)顔の感覚を伝える神経:三叉神経

4)顔を動かす神経:顔面神経

4.第IX~XII脳神経

1)喉の運動・感覚・味覚に関わる神経:舌咽神経

2)内臓担当神経:迷走神経

3)首周りを動かす神経:副神経

4)最後の脳神経:舌下神経

5.脊髄神経と神経叢

1)脊髄神経 spinal nerve

2)神経叢 plexus

6.自律神経系

1)求心路と遠心路

2)交感神経と副交感神経の解剖生理学的な違い

3)交感神経と副交感神経の機能的な違い

章末テスト

第4章 症候学(1) 運動/感覚系

1.脳神経(1) 第I~IV,VI脳神経

1)第I脳神経(嗅覚神経)

2)第II脳神経(視神経)

3)第III・IV・VI脳神経(動眼・滑車・外転神経)

2.脳神経(2) 第V,VII~XII脳神経

1)第V,VII,VIII脳神経(三叉・顔面・内耳神経)

2)第IX,X,XI,XII脳神経(舌咽・迷走・副・舌下神経)

3.運動系(1) 麻痺・失調・不随意運動

1)麻痺と萎縮

2)不随意運動

3)運動失調

4.運動系(2) 筋トーヌスと反射

1)筋トーヌス(筋緊張)異常

2)筋力低下

3)反射異常

4)様々な徴候の対比

5.感覚系/起立と歩行/髄膜刺激

1)感覚系

2)起立と歩行

3)髄膜刺激症候

章末テスト

第5章 症候学(2) 高次脳機能

1.意識と意識障害

1)意識障害の分類

2)意識を支える系

3)意識状態の評価スケール:Japan Coma Scale(JCS)とGlasgow Coma Scale(GCS)

4)重度の意識障害と姿勢

2.高次脳機能障害と認知症

1)高次脳機能障害とは

2)2つの高次脳機能障害と認知症

3.失語・失読・失書

1)失語 aphasia

2)失読 alexia・失書 agraphia

4.健忘・注意障害・遂行機能障害

1)健忘 amnesia

2)注意障害 attention disorders

3)遂行(実行)機能障害 executive dysfunction

5.失行・失認・視空間認知障害

1)失行 apraxia

2)失認 agnosia(視覚性失認 visual agnosia)

3)視空間認知障害

6.社会的認知障害・半球離断症候群

1)社会的認知障害 social cognition deficits

2)半球離断症候群 disconnection syndrome

章末テスト

第6章 神経学的診断/確認テスト

1.神経学的診断と神経心理学的検査

1)神経学的診断 neurological diagnosis

2)神経心理学的検査 neuropsychological examination

2.神経学的補助診断法(1) 電気生理学的検査

1)脳波(electroencephalogram:EEG)

2)誘発電位(SEP,VEP,AEP,ERP)

3)神経伝導速度・針筋電図

3.神経学的補助診断法(2) 画像診断

1)コンピュータ断層撮影(computed tomography:CT)

2)(核)磁気共鳴画像〔(nuclear)magnetic resonance imaging:MRI〕

3)陽電子放射断層撮影(PET)・SPECT

章末テスト

総論確認テスト

総論確認テスト 解答と解説


【各論】

第7章 脳血管障害(1) 病巣と症状

1.脳循環

1)動脈系 arterial system

2)静脈系 venous system

2.2つの血管系

1)内頸動脈系:主に脳の前方を支配

2)椎骨脳底動脈系:主に脳の後方を支配

ウィリス動脈輪

3.血管支配領域

1)血管支配と脳梗塞

2)3つの大脳血管支配領域

3)脳内部の血管支配

4.脳梗塞症状(1) 内頸動脈系

1)内頸動脈閉塞

2)前大脳動脈閉塞

3)中大脳動脈閉塞

5.脳梗塞症状(2) 椎骨脳底動脈系/分水嶺脳梗塞

1)脳底動脈閉塞

2)後大脳動脈閉塞

3)前・中・後大脳動脈閉塞の比較

4)分水嶺脳梗塞(境界領域脳梗塞)watershed infarction

章末テスト

第8章 脳血管障害(2) 疾患の種類

1.脳血管障害の分類

1)脳卒中(cerebro-vascular disease:CVD,stroke,apoplexy)

2)脳梗塞の原因とメカニズム

2.脳梗塞の診断と治療/一過性脳虚血発作(TIA)

1)脳梗塞の診断

2)脳梗塞の治療

3)一過性脳虚血発作(transient ischemic attack:TIA)

3.出血性疾患

1)脳出血 cerebral hemorrhage

2)くも膜下出血(subarachnoidal hemorrhage:SAH)

4.脳卒中をきたす疾患

1)もやもや病 moyamoya disease

2)脳動静脈奇形(AV malformation:AVM)

3)脳静脈洞血栓症 cerebral venous sinus thrombosis

5.脳卒中以外の脳血管障害

1)血管性認知症(vascular dementia:VaD)

2)PRES(posterior reversible encephalopathy syndrome),高血圧性脳症 hypertensive encephalo-pathy

3)慢性硬膜下血腫 chronic subdural hematoma

章末テスト

第9章 感染症/自己免疫疾患(脱髄疾患含む)

1.感染症と自己免疫疾患

1)免疫と炎症

2)炎症性疾患

2.感染症(1) 髄膜炎・脳炎/脳膿瘍

1)脳炎・髄膜炎

2)脳膿瘍

3.感染症(2) プリオン病(クロイツフェルト・ヤコブ病)

1)クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の分類

2)孤発性クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の臨床経過

4.自己免疫疾患(1) 膠原病と類縁疾患

1)全身性エリテマトーデス(systemic lupus erythematosus:SLE)

2)膠原病類縁疾患

5.自己免疫疾患(2) 脱髄疾患

1)多発性硬化症(multiple sclerosis:MS)

2)視神経脊髄炎(neuromyelitis optica:NMO),Devic病

3)急性散在性脳脊髄炎(acute disseminated encephalomyelitis:ADEM)

クリューヴァー・ビューシー症候群(Kluver-Bucy syndrome)と記憶・情動回路

章末テスト

第10章 末梢神経障害/筋疾患

1.末梢神経障害(1) 様々なニューロパチー

1)単ニューロパチー mononeuropathy

2)多発単ニューロパチー monomultiple neuropathy

3)多発ニューロパチー polyneuropathy

2.末梢神経障害(2) 多発根ニューロパチー

1)ギラン・バレー症候群(Guillain-Barre syndrome:GBS)

2)慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー(chronic inflammatory demyelinating polyneuropathy:CIDP)

3.筋疾患(1) 遺伝性ミオパチー

1)進行性筋ジストロフィー progressive muscular dystrophy

2)筋強直性ジストロフィー myotonic dystrophy

3)周期性四肢麻痺 periodic paralysis

4.筋疾患(2) 非遺伝性ミオパチー

1)多発性筋炎(polymyositis:PM)・皮膚筋炎(dermatomyositis:DM)

2)薬剤性ミオパチー drug-induced myopathy

5.神経筋接合部疾患

1)重症筋無力症(Myasthenia Gravis:MG)

2)ランバート・イートン筋無力症候群(Lambert-Eaton myasthenic syndrome:LEMS)

章末テスト

第11章 脳腫瘍/頭部外傷

1.脳腫瘍(1) 症候

1)良性腫瘍 benign tumorと悪性腫瘍 malignant tumor

2)脳腫瘍とは

3)脳腫瘍の症候

2.脳腫瘍(2) 悪性腫瘍

1)神経膠腫(glioma,グリオーマ)/膠芽腫(glioblastoma,グリオブラストーマ)

2)転移性脳腫瘍 metastatic brain tumor

3)中枢神経系原発悪性リンパ腫 primary central nervous system lymphoma

3.脳腫瘍(3) 良性腫瘍

1)髄膜腫 meningioma

2)下垂体─視交叉部腫瘍(下垂体腺腫 pituitary adenoma,頭蓋咽頭腫 craniopharyngioma)

3)神経鞘腫 schwannoma

4.頭部外傷(1) 分類と症候

1)一次性/二次性脳損傷

2)荒木の分類

3)ジェナレリの分類

5.頭部外傷(2) 脳損傷と後遺症

1)頭蓋内血腫 intracranial hematoma

2)びまん性軸索損傷(diffuse axonal injury:DAI)

3)頭部外傷後遺症 posttraumatic sequelae in head injury

章末テスト

第12章 水頭症/代謝性疾患(遺伝形式含む)/脊髄疾患

1.水頭症

1)髄液循環と脳室系

2)水頭症 hydrocephalus

3)特発性正常圧水頭症(idiopathic normal pressure hydrocephalus:iNPH)

2.先天代謝疾患

1)副腎白質ジストロフィー(adrenoleukodystrophy:ALD)

2)ミトコンドリア脳筋症 mitochondrial encephalomyopathy

3)ウィルソン病 Wilson病(肝レンズ核変性症)

3.遺伝形式

1)染色体─DNA─遺伝子

2)遺伝形式

3)神経疾患と遺伝形式

4.代謝性脳症

1)内臓疾患

2)内分泌・代謝異常

3)中毒性疾患

5.脊髄疾患

1)脊髄疾患 myelopathyの症候学

2)様々な脊髄疾患

章末テスト

第13章 神経変性疾患(1) 運動障害を中心に

1.神経変性疾患の特徴と分類

1)神経変性疾患 neurodegenerative diseaseとは

2)神経変性疾患の特徴

3)神経変性疾患の分類

2.大脳基底核疾患と不随意運動

1)大脳皮質─視床─基底核ループ

2)不随意運動 abnormal involuntary movement

3)ハンチントン病 Hungtington's disease

3.パーキンソン病とパーキンソニズム

1)パーキンソン病 Parkinson's disease

2)パーキンソニズム parkinsonism

4.脊髄小脳変性症

1)孤発性

2)遺伝性

3)家族性痙性対麻痺

5.運動ニューロン疾患

1)筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS),原発性側索硬化症(PLS)

2)脊髄性筋萎縮症(spinal muscular atrophy:SMA)

3)球脊髄性筋萎縮症(spinal and bulbar muscular atrophy:SBMA,Kennedy-Alter-Sung病)

章末テスト

第14章 神経変性疾患(2) 認知症を中心に

1.認知症と軽度認知障害

1)認知症 dementiaの定義と高次脳機能障害

2)軽度認知障害(mild cognitive impairment:MCI)

2.アルツハイマー型認知症

3.レビー小体型認知症

1)レビー小体病(Lewy body disease:LBD)とレビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies:DLB)

2)レビー小体型認知症の診断と治療

4.前頭側頭葉変性症

1)前頭側頭型認知症(FTD),行動異常型前頭側頭型認知症(bvFTD)

2)原発性進行性失語(primary progressive aphasia:PPA)

5.進行性核上性麻痺・大脳皮質基底核症候群

1)タウ蛋白とTDP43

2)進行性核上性麻痺(progressive supranuclear palsy:PSP)

3)大脳皮質基底核症候群(corticobasal syndrome:CBS),大脳皮質基底核変性症(corticobasal degeneration:CBD)

微妙に異なる病名

章末テスト

第15章 頭痛/てんかん/確認テスト

1.頭痛

1)症候性頭痛

2)機能性頭痛

2.てんかん

1)てんかんの定義・分類・診断

2)脳波

3)治療

4)てんかんと高次脳機能障害

章末テスト

各論確認テスト

各論確認テスト 解答と解説


章末テストの解答


[付録1]デルマトーム

[付録2]神経学的検査チャート

[付録3]改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)

[付録4]Mini Mental State Examination(MMSE)


文献

索引

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