• m3.com 電子書籍
  • 脊椎脊髄ジャーナル36巻6号 脊椎脊髄のエクステンデッド・リアリティ(XR)

脊椎脊髄ジャーナル36巻6号 脊椎脊髄のエクステンデッド・リアリティ(XR)

  • ページ数 : 75頁
  • 書籍発行日 : 2023年5月
  • 電子版発売日 : 2023年8月29日
¥2,750(税込)
ポイント : 50 pt (2%)
今すぐ立ち読み
今すぐ立ち読み

商品情報

内容

特集 脊椎脊髄のエクステンデッド・リアリティ(XR)
特集にあたって・・・永島英樹
XR技術を活用した脊椎手術―MISTへの新しいアプローチ・・・成田 渉
ディスポーザブル赤外線カメラを用いたアプリケーション型脊椎ナビゲーションは拡張現実を一般化する・・・佐々木寛二
拡張現実(AR)ナビゲーションシステムを用いた脊椎手術・・・船尾陽生,他
Augmented reality(AR,拡張現実)を用いた顕微鏡脊椎脊髄手術・・・藤原 靖
内視鏡手術・ロボット手術における位置情報の現状と未来・・・北濵義博,他
外視鏡とextended reality(XR)・・・山根健太郎,他
VRを用いたリハビリテーションによる高齢者の運動機能向上の取り組み・・・三浦紘世,他
エクステンデッド・リアリティ(XR)を用いた医学教育―脊椎手術中心に・・・森本忠嗣,他

特別寄稿
開胸手術の術後管理―髄液漏管理を中心に 兼松 龍,他

序文

特集にあたって


XRは,エクステンデッド・リアリティ(extended reality),クロス・リアリティ(cross reality),エックス・リアリティ(x reality)の略称とされているが,近年では,エクステンデッド・リアリティという用語が使われることが多い.仮想現実(virtual reality:VR),拡張現実(augmented reality:AR),複合現実(mixed reality:MR),代替現実(substantial reality:SR)など,現実世界と仮想世界を融合して新しい体験をつくり出す技術の総称である.

XRはいろいろな分野で応用されていて,いちばんイメージしやすいのは「ポケモンGO」であろう.医療の分野では,手術支援,リハビリテーション,心理療法,医学教育などで応用されている.たとえば,手術支援では,3D‒CTやナビゲーションの画像をスマートグラスや顕微鏡などに映し出して,実際の術野を見ながら手術を進めていくといったことが行われている.医学教育では,VRやARを用いてシミュレーションすることで,医学生や研修医が手術や処置のトレーニングを行うことができるようになった.

今回の「脊椎脊髄のエクステンデッド・リアリティ(XR)」の特集では,すでにXRを導入している先駆者に,現時点でどの程度まで脊椎脊髄への応用が進んでいるかを解説していただいた.ARナビゲーションを用いた脊椎脊髄手術,顕微鏡・内視鏡・外視鏡と画像をフュージョンした手術,XRを活用した手術用ロボットの開発,XRを応用したリハビリテーションや脊椎手術の教育といった,まさに現時点での最先端のXR応用が網羅されている.

還暦を間近に控えている自分の現役時代に,脊椎脊髄手術分野へXRが本格的に導入されることはないだろうと思っていた.今では自分もナビゲーションの画像をスマートグラスで見ながら,顔や視線を動かすことなく椎弓根スクリューを挿入している.人工知能と同様に,XRの開発も指数関数的スピードで進んでいるようで,本特集を読んでみて想像以上に進歩していることもよくわかった.この特集が,近未来の医療の現場を垣間みる機会となることを願っている.


鳥取大学医学部感覚運動医学講座整形外科学分野 永島英樹

目次

特集:脊椎脊髄のエクステンデッド・リアリティ(XR)

特集にあたって……永島英樹

XR技術を活用した脊椎手術―MISTへの新しいアプローチ……成田 渉

ディスポーザブル赤外線カメラを用いたアプリケーション型脊椎ナビゲーションは拡張現実を一般化する……佐々木寛二

拡張現実(AR)ナビゲーションシステムを用いた脊椎手術……船尾陽生,他

Augmented reality(AR,拡張現実)を用いた顕微鏡脊椎脊髄手術……藤原 靖

内視鏡手術・ロボット手術における位置情報の現状と未来……北濵義博,他

外視鏡とextended reality(XR)……山根健太郎,他

VRを用いたリハビリテーションによる高齢者の運動機能向上の取り組み……三浦紘世,他

エクステンデッド・リアリティ(XR)を用いた医学教育―脊椎手術中心に……森本忠嗣,他

特別寄稿

開胸手術の術後管理―髄液漏管理を中心に……兼松 龍,他

便利機能

  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応
便利機能アイコン説明
  • 全文・
    串刺検索
  • 目次・
    索引リンク
  • PCブラウザ閲覧
  • メモ・付箋
  • PubMed
    リンク
  • 動画再生
  • 音声再生
  • 今日の治療薬リンク
  • イヤーノートリンク
  • 南山堂医学
    大辞典
    リンク
  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応

対応機種

  • ios icon

    iOS 10.0 以降

    外部メモリ:16.0MB以上(インストール時:33.7MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:63.9MB以上

  • android icon

    AndroidOS 5.0 以降

    外部メモリ:16.0MB以上(インストール時:33.7MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:63.9MB以上

  • コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
  • コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcherが必要です。 導入方法の詳細はこちら
  • Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
  • Androidロゴは Google LLC の商標です。

書籍情報

  • ISBN:9784013003606
  • ページ数:75頁
  • 書籍発行日:2023年5月
  • 電子版発売日:2023年8月29日
  • 判:A5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

まだ投稿されていません

特記事項

※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。

※コンテンツの使用にあたり、m3.com 電子書籍が必要です。

※eBook版は、書籍の体裁そのままで表示しますので、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。