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Emer-Log(エマログ)2022年4号 特集:なぜ選ぶ? どう使い分ける? ER ナース必修の薬剤・輸液・輸血

  • ページ数 : 152頁
  • 書籍発行日 : 2022年8月
  • 電子版発売日 : 2023年9月1日
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商品情報

内容

『Emer-Log』は、救急看護の専門誌です。
Emergencyの“Emer”と日誌を表す“Log”を合わせて、『Emer-Log』(エマログ)。
「日々の臨床実践に役立つ」にこだわって誌面を展開します。
二次救急や救命救急センターなど、さまざまな場での患者さんの評価、初療対応を取り上げます。救急看護を深めたいあなたへ、「自己学習」と「後輩指導」に役立つプラクティカルな知識をお届けします。

序文

【特集】なぜ選ぶ? どう使い分ける?ERナース必修の薬剤・輸液・輸血


ER(emergency room:救急外来)を受診する患者さんの主訴は頭痛、胸痛、発熱、倦怠感など多様で、その重症度も風邪から敗血症性ショックまでさまざまです。すぐに診断がついて治療して完結! という簡単な症例もあれば、今にも死にそうで精密検査・診断よりもとりあえずバイタルサインを落ち着かせること(=生命維持をすること)に精一杯! という大変な症例もあります。本書を手に取っていただいた読者の皆さまの多くはERで毎日患者さんに接しておられ、「ERは幅広い知識(と体力と強いメンタル)が求められる」ということは痛いほど身に染みているのではないでしょうか。

ERで求められる幅広い知識の中で、現場のナースが苦労するものの一つはERで使われる薬剤です。扱われる薬剤の種類がとてつもなく多いからです。輸液から始まり、心肺停止にはアドレナリン、気管挿管ときたらフェンタニル、ミダゾラム、ケタミン。くも膜下出血にはニカルジピン、けいれんしたらジアゼパムにレベチラセタム……。ERのナースが知っている薬剤の種類は、他部門で働くナースのそれよりもきっと、ずっと多いはずです。加えて希釈、投与方法、併用注意など扱いが特別な薬剤も多く、しかもバタバタと慌ただしいERの現場で患者さんに安全に投与する必要があります。

そこで今回はERで頻用される薬剤・輸液・輸血についてまとめてみました。各分野において頻用される薬剤を厳選し、適応や薬理作用だけでなく、投与前・中・後の注意点がわかるようにしました。頻用薬剤・輸液輸血製剤一覧はダウンロードが可能で、スマートフォンで見るのもよし、ラミネートして現場においておくのもよしです。各項目は日夜ERでナースと協働している若手医師が、ナース目線で書いてくれました。ERナースの知識の整理に、そして患者さんに安心安全な医療が提供の一助になれば幸いです。これを読んだ後には一歩進んだ看護が提供できること間違いなし!


プランナー
日比野将也
藤田医科大学 救急総合内科

目次

【特集】なぜ選ぶ? どう使い分ける?ERナース必修の薬剤・輸液・輸血

プランナー 日比野将也 藤田医科大学

・資料ダウンロード方法

1 ERで使う鎮痛薬

山際暁子 藤田医科大学

2 ERで使う鎮静薬・筋弛緩薬

丹羽成彦 藤田医科大学

3 ERで使う抗菌薬・抗ウイルス薬

川本雄也 藤田医科大学

4 ERで使う気管支拡張薬

仲摩恵美 藤田医科大学

5 ERで使う循環作動薬

冨永 聡 藤田医科大学

6 ERで使う血管拡張薬

大野孝生 藤田医科大学

7 ERで使う抗不整脈薬

日比野将也 藤田医科大学

8 ERで使う抗けいれん薬

飛永俊彦 藤田医科大学

9 ERで使う抗血小板薬・抗凝固薬・血栓溶解薬

瀬川悠史 藤田医科大学

10 ERで使う利尿薬

河合昴治 藤田医科大学

11 ERで使用する輸液製剤

神田吉統 藤田医科大学

12 ERで使う輸血製剤

星長俊輝 藤田医科大学

【連載】

e-log -ターニングポイントな1日-

患者を生活者と捉え救急から患者を支えるために

瀧澤紘輝 神戸市立西神戸医療センター

Dr.許の5Mアプローチで学ぶ 高齢者救急キホンのキ

高齢者のMind

許 智栄 神戸市立医療センター中央市民病院

バーンアウトしない!させない!医療者教育の最前線

シミュレーション教育

小出智一 舩越 拓

東京ベイ・浦安市川医療センター

患者さんも医療者もラクになる!処置時の鎮静・鎮痛

換気できればすべてよし

乗井達守 University of New Mexico

病院・部署・地域……救急の認定看護師は、どう動く?

クリティカルケア領域以外の全病棟スタッフを対象とした人工呼吸器勉強会

佐藤 央 前・東京医科歯科大学病院(現・東京医科歯科大学大学院)

【Campanio! カンパニオ2022 04】

医療・看護・介護のトピック8本!

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書籍情報

  • ISBN:9784840476522
  • ページ数:152頁
  • 書籍発行日:2022年8月
  • 電子版発売日:2023年9月1日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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