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看護管理者のための診療報酬の読み方・活かし方 2022年度改定対応

  • ページ数 : 268頁
  • 書籍発行日 : 2022年9月
  • 電子版発売日 : 2022年10月26日
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商品情報

内容

診療報酬改定を収益性アップにつなげる

病院経営が難しい時代になり、病院の最大勢力である看護部も経営に無関心ではいられない。病棟の収益性を向上させるには診療報酬の理解が不可欠であり、本書は、収益性の向上につながるポイントを解説していく。

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序文

はじめに


2022年度の診療報酬改定は全体的に見れば、プラス評価の改定に見えますが、病院にとって非常に厳しく、「自院の経営・運営の方向性をどう考えるか」経営者に決断を迫られています。病院機能によって、その受け止め方が大きく違う結果だともいえるでしょう。高度急性期病院にはプラス評価の改定ですが、急性期患者の割合が低い「自称急性期病院」である中小民間の急性期病院には厳しいものとなりました。看護管理者は、経営参画も視野に入れ、診療報酬の改定があるたびに一喜一憂しているのではないでしょうか。

病院の収入は、保険収入が占めており、診療報酬が病院経営におよぼす影響は非常に大きいといえます。病院の中で母数の多い看護師が、病院経営に貢献するためには、看護管理者だけでなく、看護部全体が、加算要件などを理解し、算定件数を増やすことが求められます。

急性期病院が「経営を安定させる」ことを目的として転換が進み、急増した地域包括ケア病棟についても院内転棟にテコ入れされ、その使い方が問われることとなりました。重症度、医療・看護必要度も「点滴ライン同時3本以上管理」「心電図モニター管理」が外され、かなり下がった病院も多いのではないでしょうか。

収益性を向上させるには保険収入を増やすことが必須ですが、看護の力だけでは乗り越えられるものではありません。チーム医療推進の中、他部門との連携を図りながら、改定内容から何を読み取り、どう行動すべきかなど他部門の取り組みも紹介します。

本書が、2022年度診療報酬改定のポイントを読み解きながら、看護部として収益性の向上が図れる一助になれば幸いです。


社会医療法人美杉会グループ
髙須 久美子

目次

・はじめに

・編者・執筆者一覧

【Ⅰ 診療報酬を味方につければ看護部・病棟運営が変わる】

・1 なぜ管理者が診療報酬を理解しなくてはならないか

・2 診療報酬から医療政策の流れがわかる

・3 看護部長・看護師長が知っておきたい診療報酬を読み解くポイント

・4 病棟収益アップのためのスタッフの意識改革術

1.病棟収益アップのためのスタッフの意識改革術

2.算定要件をわかりやすく伝えるコツ

3.スタッフの加算算定への意識を高めるには

・5 コメディカルによる経営改善の視点

〈Column1〉リハビリテーション関連の改定について

〈Column2〉2022年度診療報酬改定に伴う管理栄養士の関わり

〈Column3〉2022年度診療報酬における薬剤部の動き

〈Column4〉感染管理対策への取り組みと地域との連携

【Ⅱ 2022年度診療報酬改定を読む】

・1 診療報酬改定の方向性を俯瞰する

・2 診療報酬改定のキーポイント

・3 押さえておきたい改定の勘所

外来診療時の感染防止対策の評価の新設および感染防止対策加算の見直し

高度かつ専門的な急性期医療の提供体制に係る評価の新設

総合入院体制加算の見直し

重症度、医療・看護必要度の評価項目及び施設基準の見直し

重症度、医療・看護必要度Ⅱの要件化

早期離床・リハビリテーション加算の見直し

早期離床・リハビリテーション加算における職種要件の見直し

早期栄養介入管理加算の見直し

重症度、医療・看護必要度の評価項目および判定基準の見直し

地域包括ケア病棟入院料の評価体系の見直し

地域包括ケア病棟入院料の見直し

回復期リハビリテーション病棟入院料の評価体系および要件の見直し

回復期リハビリテーションを要する状態の見直し

特定機能病院においてリハビリテーションを担う病棟の評価の新設

療養病棟入院基本料に係る経過措置の見直し

中心静脈栄養の実施に係る療養病棟入院基本料の見直し

外来在宅共同指導料の新設

紹介受診重点医療機関とかかりつけ医機能を有する医療機関の連携の推進

在支診および在支病による地域連携の推進

在支診および在支病における適切な意思決定の推進

在宅療養支援病院の実績に係る要件の見直し

複数の訪問看護ステーションによる24時間対応体制の見直し

機能強化型訪問看護ステーションの見直し

専門性の高い看護師による同行訪問の見直し

専門性の高い看護師による訪問看護における専門的な管理の評価の新設

周術期の栄養管理の推進

栄養サポートチーム加算の見直し

病棟における栄養管理体制に対する評価の新設

褥瘡対策の見直し

手術後の患者に対する多職種による疼痛管理に係る評価の新設

勤務医の負担軽減の取組の推進

夜間の看護配置に係る評価および業務管理等の項目の見直し

医師事務作業補助体制加算の見直し

特定行為研修修了者の活用の推進

周術期における薬学的管理の評価の新設

看護補助者のさらなる活用に係る評価の新設

医療機関におけるICTを活用した業務の効率化・合理化

入退院支援の推進

情報通信機器を用いた服薬指導の評価の見直し

情報通信機器を用いた外来栄養食事指導の評価の見直し

摂食嚥下支援加算の見直し

透析中の運動指導に係る評価の新設

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書籍情報

  • ISBN:9784840478939
  • ページ数:268頁
  • 書籍発行日:2022年9月
  • 電子版発売日:2022年10月26日
  • 判:A5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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