ICUとCCU 2021年11月号(Vol.45 No.11)【特集】JRC蘇生ガイドライン2020を読み解く

  • ページ数 : 92頁
  • 書籍発行日 : 2021年11月
  • 電子版発売日 : 2022年6月8日
¥3,410(税込)
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内容

特集 JRC蘇生ガイドライン2020を読み解く
JRC蘇生ガイドライン 2020 総括/BLS/ALS(二次救命処置)PCAS 以外 ほか

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序文

特集にあたって

相引 眞幸


今回,2020 年日本蘇生協議会(Japan ResuscitationCouncil:JRC)心肺蘇生法ガイドラインの発刊に合わせ,本誌にその内容を概説する特集を組ませて頂きました。まず,本ガイドライン作成の背景を申し上げますと,ガイドライン作成の元になるエヴィデンス集(Consensus on ResuscitationScience and Treatment Recommendations:CoSTR)を,国際蘇生連絡委員会(InternationalLiaison Committee on Resuscitation:ILCOR)が発表します。ILCOR は,5 年程前から新たなエヴィデンスが発表されたタイミングで関連するCoSTR を随時改訂・作成する様になりました。それを元に,海外ではその都度心肺蘇生法ガイドラインを改訂するようになりました。一方,JRC は,ガイドライン改訂をこれまで通り5年毎の方針で行っております。その理由は,随時の改訂により,少なからず国内での医学的,社会的影響が危惧されたためです。昨年2020 年は,ガイドラインの改訂の年でしたが,世界中で,新型コロナウイルスの急激な蔓延によりCoSTR の改訂作業が大幅に遅れ,その結果,JRC が編集する予定であった2020 年蘇生ガイドラインも,2021 年の6 月発刊となった次第です。今回は,JRC 蘇生ガイドライン2020 の発刊に合わせ,それぞれの領域をご担当頂いた編集委員の方々に,心肺蘇生領域の最新エビデンスの概要とトピック,さらに臨床的意義について纏めて頂きました。

とくに,今回のJRC 蘇生ガイドラインは,他国にない特徴として,神経蘇生,母体蘇生,病前冠症候群蘇生の分野が追加されたことです。さらに,従来の基本領域もアップデートされ興味ある内容になっております。詳細は,領域別の各論文をご参照下さい。今回,ガイドライン作成には,関連学会,団体,外部査読者の方々が関与し,翻訳などの実務作業に総勢154 名余の医療従事者や研究者の方々の御参加を頂きました,本誌特集編集者として,心より感謝を申しあげる次第です。

最後に,本特集によって,今後の心肺蘇生法への理解度がより高まり,その結果,蘇生法技術が向上,心停止患者の予後改善につながることを期待しております。また,日本における,心肺蘇生科学の今後の臨床ならびに基礎研究の更なる進展の契機になることを祈念して,本誌特集の序文といたします。



医療法人社団 東光会 八王子山王病院(〒192-0042 八王子市中野山王2-15-16)
愛媛大学医学研究科特任教授/ 名誉教授
ICU とCCU 45(11):677,2021

目次

特集 JRC蘇生ガイドライン2020を読み解く

特集にあたって 相引 眞幸

JRC蘇生ガイドライン 2020 総括 野々木 宏

BLS 畑中 哲生

ALS(二次救命処置)PCAS 以外 黒田 泰弘

Pre-hospital ACS管理と自己心拍再開後 ACS 集中治療 田原 良雄

PLS(小児救急処置) 池山 貴也

新生児蘇生法(NCPR) 細野 茂春

Maternal(妊産婦の蘇生) 櫻井  淳

脳神経蘇生の minimum essentials:防ぎ得た死亡を回避するために 横堀 將司

EIT(教育と普及) 石見  拓

FA(市民によるファーストエイド) 田邉 晴山

心停止後症候群(Post-cardiac Arrest Syndrome:PCAS) 相引 眞幸

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書籍情報

  • ISBN:9784865174526
  • ページ数:92頁
  • 書籍発行日:2021年11月
  • 電子版発売日:2022年6月8日
  • 判:A4判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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