産婦人科の実際 2023年1月号 72巻1号 特集 産婦人科における保険診療と自費診療 【電子版】

  • ページ数 : 114頁
  • 書籍発行日 : 2023年1月
  • 電子版発売日 : 2023年1月17日
¥3,190(税込)
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商品情報

内容

産婦人科における保険診療と自費診療
1. 健康保険制度の基本の考え方と財源
2. 産婦人科診療における保険項目と自費診療
3. 産婦人科と混合診療 ほか

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序文

企画者のことば


わが国で行われる医療行為のほとんどが健康保険によって支えられています。社会保険の一環として確立されてきた日本の誇れるこの制度は,国民にとって優しい制度ともいえます。しかし,産婦人科医が日々診療にあたるなかで,他のほとんどの診療科とは大きく異なる医療請求を必要とする特徴に気づくことも多いと思われます。むしろ他科の医療者がそれを知って,その違いに驚かれることを耳にすると,改めて複雑な診療費の仕組みであることを認識します。

まず,産婦人科診療は他の診療科に比較して自費で行われている診療内容が多く含まれています。さらに妊娠にかかわる診療については,自費である一方で公的補助が行われており,そのなかで必要とされる疾病に対しては保険診療の対象となります。また,医療費にかかわる課税に関しても複雑で,妊娠に対する診療費への消費税は非課税とされています。近年,多々議論のあるなかで,混合診療を基本的には容認しない状況が続いており,それを補完する目的で先進医療の制度も作られています。これは,新たな診療項目に対して,エビデンスを確認したうえで将来健康保険適用とすべきかを決定する可能性に,審査のうえで時限的に容認するものです。この制度は自費であるにもかかわらず保険診療に付帯して実施を可能にするものですが,その実態は流動的です。

2022 年4 月から生殖医療が健康保険適用となりました。そのなかで体外受精が保険適用となるにあたって,これまで特定不妊治療助成金として運用されてきた診療とは全面的に一致しているわけではなく,保険適用の診療内容が限定的となったものもあり,診療費負担の面での課題も表面化しています。がんゲノムに関しても保険診療は限定的で,自費診療が多いことも事実です。薬剤に関しても健康保険での薬価と入荷額が逆転しているケースも発生し,これらの状況も極めてわかりづらいのが現状です。

わが国の積み上がった社会保障財源の問題と,医療提供への要望は相反する部分があることも国民は理解を深めていると思いますが,今後の方向性を考えるうえでも医療者の理解は重要であることに相違ありません。本企画では診療費用に対する産婦人科の臨床医が理解しやすい解説書として取り上げました。診療を行ううえで理解を深めていただく書となれば幸いです。


末岡 浩
慶應義塾大学医学部臨床遺伝学センター

目次

【特集】産婦人科における保険診療と自費診療

企画:末岡 浩

総論

1. 健康保険制度の基本の考え方と財源 宮嵜雅則

2. 産婦人科診療における保険項目と自費診療 宮﨑亮一郎

3. 産婦人科と混合診療 藤間芳郎

4. 介護保険制度における産婦人科診療 福井谷達郎

5. 医療保険制度における公費医療と医療費助成事業 倉澤健太郎

6. 先進医療と保険制度 岩佐 武ほか

7. 民間保険による医療費の取り扱い 齋藤貢作

各論

1. 妊娠にかかわる診療 谷垣伸治ほか

2. 体外受精の保険制度 藤原敏博

3. 保険診療におけるがん遺伝子パネル検査と治療選択 植木有紗

4. 手術における保険診療と自費診療(ロボット手術を含む) 竹本周二ほか

5. ホルモン剤に関する保険診療と自費診療 小川真里子ほか

診療

当科で経験した子宮頸部小細胞神経内分泌癌11例の後方視的検討 小林まりやほか

臨床経験

下腹部正中切開で帝王切開術を施行したBody Mass Index 54.3および45.5の高度肥満妊婦の2例 佐藤壮樹ほか

症例

卵巣癌術後に生じた乳び胸,乳び腹水の1例 米山華蓮ほか

1年半後の検診でレボノルゲストレル放出子宮内システムの筋層内迷入を認めた1例 坂中都子ほか

海外文献から

弘前大学医学部附属病院産科婦人科

・COVID-19感染後の精子の質と精液中のSARS-CoV-2RNAの有無について:前向き観察研究と精液中のCOVID検査の検証

・メタゲノム解析により明らかとなった薬剤のヒトの腸内細菌叢に及ぼす影響

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書籍情報

  • ISBN:9784003107201
  • ページ数:114頁
  • 書籍発行日:2023年1月
  • 電子版発売日:2023年1月17日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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