産婦人科の実際 2023年11月号 72巻11号 特集 胎盤の科学がもたらす周産期疾患の新たな理解 【電子版】

  • ページ数 : 124頁
  • 書籍発行日 : 2023年11月
  • 電子版発売日 : 2023年11月17日
¥3,190(税込)
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商品情報

内容

今回の臨時増刊号では,婦人科手術のエキスパートの先生がたに,術中・術後合併症の予防法や,術中に発生したトラブルへの対処方法をわかりやすく解説いただきました。手術の達人たちが長年の経験をもとに術中偶発症や術後合併症の要因を検証し,試行錯誤してたどり着いた対策法は,現時点での「最適解」です。その「最適解」を身につけ,患者さんにとっても術者にとっても安心で安全な手術を行うことを目指す,婦人科医必携の一冊です。

序文

企画者のことば

絨毛細胞は胎盤における中心的な構成細胞であるが,血管形成,免疫調整,栄養吸収・ガス交換,ホルモン産生など非常に多様な機能を発揮して妊娠を維持して胎児の発育を支える。そして,妊娠期の母体では全身的な変化が生じるが,これは胎盤が司令塔として機能することで誘導されている。胎盤の機能・構造的な異常は様々な周産期疾患と密接な関係をもっており,胎盤を知ることはまさに周産期疾患の理解を深めることにつながる。胎盤にかかわる知見の集積により,バイオマーカー,遺伝学的検査,画像検査,薬物治療など様々な分野で診療に直結した成果が生じている。そして,胎盤の形成不全や機能障害に関連して発症する疾患を包括する概念として,胎盤関連産科合併症(placenta—mediated pregnancy complication;PMPC)がある。胎児発育不全(fetal growth restriction ;FGR),Preeclampsia,常位胎盤早期剝離,後期死産などこのPMPC にかかわる疾患において基礎的研究における知見を臨床応用してゆく動きも活発である。そこで,近年の周産期疾患における診療の進歩について胎盤をキーワードとして見つめ直すことを目指して各方面でご活躍の皆様にご寄稿いただいた。本企画の内容が,日頃見慣れた胎盤に対する新たな視点を提供して読者の皆様の診療に寄与することを期待したい。


Takeshi Nagamatsu 国際医療福祉大学成田病院産科婦人科(教授)
永松 健

目次

特集 胎盤の科学がもたらす周産期疾患の新たな理解 企画:永松 健

1.内在性レトロウイルスと胎盤 杉本 潤

2.子宮胎盤局所の免疫学的応答と不育症 福井淳史ほか

3.子宮腺筋症合併妊娠における胎盤の諸問題 橋本彩子

4.sFlt—1/PlGF比と胎盤機能 大口昭英

5.胎盤に対する遺伝学的検査 長谷川ゆりほか

6.超音波検査による胎盤・臍帯の評価 長谷川潤一ほか

7.双胎と胎盤構造 村越 毅

8.胎盤機能不全に対する薬物治療:ホスホジエステラーゼ(PDE)5阻害薬 田中博明ほか

9.胎盤機能不全に対する薬物治療:プラバスタチン 熊澤惠一

10.脱落膜機能不全に伴う病態を考慮したRPOCの対応 山口宗影ほか

11.癒着胎盤に対する止血法 正岡 駿ほか

12.エコチル調査が示す生殖補助医療と胎盤形成の関連 永田知映

シリーズで学ぶ最新知識

思春期女性を癒す漢方

第2回 月経困難症の漢方治療 池野一秀

原著

妊娠中のクラミジア治療後の妊娠後期における再検査の意義 宮澤 彩ほか

臨床経験

低刺激周期を基本とするART施設の臨床成績―2020年全国統計との比較からみえた当院のCOVID—19への対応と影響― 福田淳一郎

症例

副胎盤による全前置胎盤の1例 西野由香里ほか

海外文献から 神戸大学大学院医学研究科産科婦人科学教室

早産期の出生前母体ステロイド投与を受けた児の長期予後に関するシステマティックレビューとメタアナリシス

PAOLA—1/ENGOT—ov25試験の65歳以上の卵巣癌患者におけるオラパリブとベバシズマブの維持療法の有効性と安全性

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書籍情報

  • ISBN:9784003107211
  • ページ数:124頁
  • 書籍発行日:2023年11月
  • 電子版発売日:2023年11月17日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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