神経内科Clinical Questions & Pearls 神経感染症

鈴木 則宏 (シリーズ監修) / 亀井 聡 (編集) / 中外医学社

  • ページ数 : 322頁
  • 書籍発行日 : 2017年9月
  • 電子版発売日 : 2018年3月30日
¥6,380(税込)
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商品情報

内容

神経感染症診療で出会う疑問をエキスパートが明快に解決。人気シリーズの第4弾、満を持して登場!

Q&A形式の本文とワンポイントコラム「pearls」で神経感染症診療のポイントを効率的に学べるほか、各章の最後には症例を交え解説する「Case approach」など充実の内容.基礎から応用まで診療の中で誰もが遭遇する疑問に明快に回答します。

神経内科Clinical Questions & Pearlsシリーズ

序文

序文

シリーズ「神経内科Clinical Questions & Pearls」は,慶應義塾大学医学部神経内科 鈴木則宏先生のご監修のもと主要な神経疾患について,「Clinical Questions(CQ)& Answer」の形式でまとめられた分かりやすい解説書として企画され,神経内科専門医を志す医師や神経疾患を扱う臨床現場の医師を対象に作成されています.今回,神経感染症についても独立したモノグラフとして編集の機会を頂きました.御礼申し上げます.多くの教科書や解説書では,神経感染症は代表的疾患が取り上げられておりますが,神経系感染症全体について網羅的に示されている解説書は極めて少ないと存じます.このような意味からも本書の企画は,実際の臨床において,しばしば診断や治療に難渋することの多い神経感染症のより良い解説書になればと願っております.


神経感染症は,適切な早期治療が患者の転帰の上から重要であるNeurological emergencyとして位置づけられている疾患も多いという特徴があります.しかし,病因確定診断が得られるまでには一定の時間を要します.この点から画像を含めた神経学的所見に基づく推定診断により治療を開始する場合も多くあり,これら疾患の臨床像や神経放射線学的特徴を把握することは極めて重要であると考えます.これら神経感染症では,実施臨床の場ではその診断や治療において,しばしば教科書に記載された通常の治療をしても,その診断や治療において,治療効果が十分に得られない,併発症が出現した,診断が確定できないなど,「はて困ったな.どうすれば良いのか.」と難渋する場合が多くあります.本書では,そうした実地臨床の場において直面する諸問題について,まず広く総論的立場からまず解説していただき,さらに各論として,細菌感染症・真菌感染症・ウイルス感染症・遅発性ウイルスやプリオン病・その他の中枢神経系感染症と網羅的に分類し,それぞれCQを掲げて,各ご専門のエキスパートの諸先生に,診療上のキーポイントについて分かりやすく,その回答を解説して頂きました.さらに,代表的疾患については,実際の症例をご呈示して頂き,Case approachとして,各症例で実地臨床の場で直面した難渋した課題に,現場でどのように考え,どのように対応したかについて,そのポイントを分かりやすくご執筆頂きました.各先生におかれましては,企画者の意図をご理解賜り,ご多忙の中ご執筆賜りましたこと厚く御礼申し上げます.


本書が,神経感染症の診療現場において,少しでも患者の診断や治療の一助となりますことを願いながら,ご挨拶とさせて頂きます.


2017年7月吉日

日本大学医学部内科学系神経内科学分野
亀井 聡

目次

I 神経感染症総論

1 神経感染症の分類

2 神経感染症の発生頻度

3 ‌感染症法による届け出は,どんな神経感染症でするべきでしょうか?

4 神経感染症診療の手順

5 症候と画像診断から迫る神経感染症

6 神経感染症の病理

II 細菌感染症

1 ‌細菌性髄膜炎の症状や発症経過はどのようなものでしょうか?

2 細菌性髄膜炎を疑った時にはどうしたらよいでしょうか?

3 ‌細菌性髄膜炎成人例の急性期治療はどのようにしたらよいでしょうか?

4 ‌細菌性髄膜炎小児例の急性期治療はどのようにしたらよいでしょうか?

5 ‌結核性髄膜炎の症状や発症経過はどのようなものでしょうか?

6 結核性髄膜炎の診断はどのように行うのでしょうか?

7 結核性髄膜炎の治療はどのように行うのでしょうか?

8 脳膿瘍はどのように診断して治療したらよいでしょうか?

9 ‌腸管出血性大腸菌感染症による脳症はどのように診断して治療したらよいでしょうか?

case approach 細菌性髄膜炎症例

case approach 結核性髄膜炎症例

III 真菌感染症

1 クリプトコッカス髄膜脳炎はどのような病気で,どのように診断・治療するのですか?

2 ‌アスペルギルス・ムコール症による中枢神経系感染症はどのような病気で,どのように診断・治療するのですか?

3 カンジダ症による中枢神経系感染症はどのような病気で,どのように診断・治療するのですか?

case approach クリプトコッカス髄膜脳炎症例

case approach ムコール症例

IV ウイルス感染症

1 ‌単純ヘルペス脳炎成人例の症状や発症経過はどのようなものでしょうか?

2 ‌単純ヘルペス脳炎小児例の症状や発症経過はどのようなものでしょうか?

3 ‌単純ヘルペス脳炎成人例の診断や治療はどのようにしたらよいでしょうか?

4 ‌単純ヘルペス脳炎小児例の診断や治療はどのようにしたらよいでしょうか?

5 ‌水痘帯状疱疹ウイルスによる中枢神経感染症はどのような病気で,どのように診断・治療するのですか?

6 ヒトヘルペスウイルス6型脳炎はどのような病気で,どのように診断・治療するのですか?

7 ‌サイトメガロウイルス脳炎の診断や治療はどうしたらよいのでしょうか?

8 フラビウイルス感染症--日本脳炎・ウエストナイル脳炎はどのような病気で,どのように診断・治療するのですか?

9 ‌インフルエンザ脳症の診断や治療はどのようにしたらよいでしょうか?

10 ‌HTLV--1関連脊髄症(HAM)の診断と治療はどうしたらよいのでしょうか?

11 HIV感染症における中枢神経系感染症にはどんな疾患があり,どのように治療するのでしょうか?

12 ‌エンテロウイルスD68に関連した急性弛緩性脊髄炎はどのような疾患でしょうか?

case approach 単純ヘルペス脳炎症例

case approach 水痘帯状疱疹ウイルス脊髄炎症例

case approach インフルエンザ脳症成人例

V 遅発性ウイルス感染症・プリオン病

1 ‌亜急性硬化性全脳炎の診断や治療はどのようにしたらよいでしょうか?

2 進行性多巣性白質脳症の診断や治療はどのようにしたらよいでしょうか?

3 プリオン病にはどのような疾患があり,どのくらいの頻度でみられるのですか?

4 Creutzfeldt--Jakob病はどのように診断するのですか?

5 プリオン病の感染予防はどのようにするのですか?

case approach 家族性Creutzfeldt−Jakob病症例

VI その他の中枢神経系感染症

1 神経梅毒はどのように診断し,治療するのでしょうか?

2 ツツガムシ病はどのように診断し,治療するのでしょうか?

3 ‌吸虫症による中枢神経感染症はどのように診断し,治療するのでしょうか?

4 ‌ライム病(神経ボレリア病)はどのように診断し,治療するのでしょうか?

5 トキソプラズマ脳症はどのように診断し,治療するのでしょうか?


事項索引

薬剤関連索引

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書籍情報

  • ISBN:9784498228788
  • ページ数:322頁
  • 書籍発行日:2017年9月
  • 電子版発売日:2018年3月30日
  • 判:A5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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