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- 臨床薬学テキストシリーズ 薬学と社会─医療経済・多職種連携とチーム医療・地域医療・在宅医療
商品情報
内容
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序文
本書は,薬学教育モデル・コアカリキュラム平成25 年度改訂版のB「薬学と社会」のうち,「社会保障制度と医療経済」「地域における薬局と薬剤師」に掲げられる到達目標を中心に取り上げ,6 年制薬学生が卒業時点でもつべき10 の資質のうち,特に「チーム医療への参画」「地域の保健・医療における実践的能力」を育むための基礎的あるいは応用的な知識を習得できるように組み立てた.
第1 章では,社会保障制度と医療経済を取り上げ,限りある医療資源を効果的かつ効率的に利用するという視点をもつことの重要性を強調した.第2 章では,多職種連携協働についてその必要性とチーム医療の重要性を,第3 章では,感染制御,栄養サポート,緩和ケアなど各種の医療チームを具体的に取り上げ,それぞれのチームにおける薬剤師の役割とそれを果たすために必要な知識・スキルについて概説した.第4 章では,今後さらに重要性が増す地域医療・在宅医療・地域保健における薬剤師の役割と薬剤師に必要な知識・スキル,災害時や国際貢献(海外支援)での薬剤師の活動を解説した.いずれの単元も現在,それぞれの領域で指導的役割を果たしている薬剤師や医師の皆様から執筆いただくことができ,充実した内容となったと自負している.
超高齢社会を迎え,日本の医療は大きく方向転換を迫られており,現在の医療保険制度を維持するためには,予防を含めた地域包括ケアの構築が重要な鍵となる.薬剤師は地域包括ケアの枠組みの中で,医療だけでなく介護にもかかわり,さらには保健・予防といった領域でもその専門性を発揮することが求められている.
本書は,これまでの薬学領域の教科書では,取り上げられる機会が少なかった社会保障制度や地域活動,チーム医療活動などを1 冊でまとめて学習できるテキストである.学生はもちろん,既卒の薬剤師でこれから在宅医療や地域保健に取り組もうとされている方々の入門書としても役立てていただきたい.
おわりに,ご多忙の中,本書の執筆にご尽力いただいた執筆者の皆様,詳細にご指導いただいたゲスト編集者の諏訪の杜病院院長・武居光雄先生およびファルメディコ株式会社代表取締役社長・狭間研至先生,様々な難題に果敢に取り組んでいただいた中山書店編集部・木村純子さんおよび企画室・桜井均さんに心からお礼を申し上げます.
2017年8月
望月 眞弓
目次
序章:医療と薬剤師
第1章 社会保障制度と医療経済
1.社会保障制度
2.地域の保健,医療,福祉において利用可能な社会資源
3.医療経済的視点の重要性
第2章 多職種連携協働と薬剤師
1.保健,医療,福祉,介護における多職種連携協働の必要性とチーム医療
2.医療チームの構成員とそれぞれの役割⇒タイトル変更:「チーム医療」における薬剤師の役割
第3章 病院でのチーム医療と薬剤師の役割
1.病院における各種医療チーム
2.病院と地域の医療連携
第4章 地域医療・在宅医療と薬剤師の役割
1.在宅医療・介護
2.在宅医療・介護に関わる薬剤師に必要な知識とスキル
3.地域保健における薬剤師の役割
4.災害時の薬剤師の役割
5.国際貢献(海外支援)における薬剤師の役割
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書籍情報
- ISBN:9784521744483
- ページ数:320頁
- 書籍発行日:2017年8月
- 電子版発売日:2020年4月3日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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