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- 救急・集中治療(30巻6号)エビデンスと経験に基づく 心不全治療の極意
商品情報
内容
基本コンセプトは,患者背景,医師の技量,エビデンスを踏まえた三位一体の医療。1次予防から2次予防までの「ベーシック編」と,主要な心不全原因疾患に対する「アドバンス編」と分け,各々の分野のエキスパートの先生方に心不全治療の極意を披露していただきました。
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序文
心不全患者数は2025年問題に関連して今後益々増加し,大きな社会問題となることが予測されています.慢性心不全の治療は薬物療法のみならず,非薬物療法の進歩も加わり,左室駆出率が低下した心不全の予後は改善してきました.しかし,急性増悪した心不全や左室駆出率が温存された心不全の生命予後改善治療は,未だに見いだせていません.このような背景を踏まえて,2018年3月に新たな心不全診療ガイドラインが公表されました1).このガイドラインには国内外のエビデンスが集約されています.しかし,エビデンス通りに治療すれば良いというわけでは当然ありません.Evidence-basedmedicine(EBM)が注目されて久しいですが,この基本コンセプトは,患者背景,医師の技量,エビデンスを踏まえた三位一体の医療であることを今一度思い起こしてください.エキスパートといわれる医師はこのEBMを実践しており,そこからノウハウを学ぶことは極めて有益であると考えます.
今回,早急に対応し改善すべき心不全診療に関して1次予防から2次予防までの「ベーシック編」と,主要な心不全原因疾患に対する「アドバンス編」と分け,各々の分野のエキスパートの先生方に心不全治療の極意を披露していただきました.明日からの心不全診療の一助となることを確信し,ぜひご活用いただければと思います.最後に,お忙しい中,本企画に賛同いただき執筆いただいた先生方に心より感謝申し上げます.
特集編集 佐藤直樹
日本医科大学武蔵小杉病院 循環器内科
目次
●総論
・新しい心不全ガイドラインから学ぶ心不全治療の概要と今後の課題
ベーシック編
Ⅰ 心不全予防
・高血圧
・糖尿病
・冠動脈疾患
・心不全における睡眠呼吸障害の重要性
・心房細動
Ⅱ 急性心不全
・心原性ショック
・急性心原性肺水腫
・体液貯留
・低心拍出・低灌流
・右心不全
・入院中の心不全悪化対策
Ⅲ 慢性心不全
・左室駆出率低下例
・左室駆出率温存例
Ⅳ 心不全再入院予防
・病態変化の早期発見・早期介入
・心不全入院を繰返す患者に対するアプローチ
アドバンス編―心不全患者の治療をワンランクアップさせるために―
・拡張型心筋症
・肥大型心筋症
・虚血性心筋症
・僧帽弁閉鎖不全症
・大動脈弁狭窄症
・アミロイドーシス
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書籍情報
- ISBN:9784883785605
- ページ数:176頁
- 書籍発行日:2018年12月
- 電子版発売日:2019年1月25日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:2
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