Skill-Upリハビリテーション&リコンディショニング アスリートのリハビリテーションとリコンディショニング [上巻]外傷学総論/検査・測定と評価

  • ページ数 : 300頁
  • 書籍発行日 : 2010年11月
  • 電子版発売日 : 2022年8月24日
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商品情報

内容

競技復帰のための[リハ&リコ]に必要な技術と知識を,スポーツ現場の要望に応じ,分かりやすく伝える実践シリーズ!

『アスリートのリハビリテーションとリコンディショニング』は,何らかの身体的問題を抱えたアスリートに対し,効率的で実践的なアプローチが学べる内容で,上・下巻の2分冊構成.上巻では,対象者の身体状態を的確に把握するために必須となる外傷学の知識,検査・測定と評価法の実際を解説.また,代表的なスポーツ動作を取り上げ,それぞれの動作分析について詳細に解説するなど,本シリーズ全体のエッセンスが満載の内容.

あわせて読む → 「Skill-Upリハビリテーション&リコンディショニング」シリーズ

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序文

序文

このたび『Skill-Up リハビリテーション&リコンディショニング』シリ-ズが上梓される運びとなりました.本書の企画を文光堂より持ちかけられたとき,熱い想いを抱き,早速,シリーズの構想に着手しました.アスリートへのリハビリテーション,リコンディショニングを効率よく行っていくために「いま必要な知識は何か? 整理すべき項目と方法は?」それらを考慮しつつ,企画会議を重ねてまいりました.本シリーズは,わが国の関連書籍でこれまで目にすることがなかったリコンディショニングという用語を書名に含めております.書名を考えるにあたり,数多くの候補があがりました.アスレティックリハビリテーションに関係する名称が多くあがったなか,この名称に決めるに至ったのは,われわれの専門であるスポーツ医・科学分野への社会からの要望を鑑みてのことです.

わが国におけるアスレティックリハビリテーションは,ここ30 年間ほどで進歩し,特にこの10 年間における変化はめざましいものであるようにも思います.これは,医師,理学療法士,アスレティックトレーナー,スポーツ科学者などの専門職種の協力により多くの知見が見出され,その蓄積の結果であり,スポーツ界に大きく貢献してきたことは間違いありません.

ここ数年間で,アスリート(広くスポーツの実践者とする)や,指導者など関係者からのわれわれへの期待と要望は変わりつつあります.プレーを継続しながらも,身体の不具合を抱えるアスリートは少なくありません.われわれには,よりよい身体状態で日々のプレイに取り組むためのアプローチを求められることが多くなっています.この傾向は今後ますます高まっていくことと思います.われわれは,アスリートの身体状態を的確に把握し,問題の改善に安全で効率よい方法をもっての対処が基本となります.本シリーズでは,このような流れと内容のポイントを,読書の皆様に活用されることを意識した内容構成としています.

本シリーズの特徴の一つに,従来は1 冊の本に集約されてきたスポーツ現場で必要とされる知識と技能を,より専門的な区分をもとに巻ごとに配分したことがあげられます.今やリハビリテーションもリコンディショニングも,包括すべき内容の拡大とレベルの高度化に併せて,その専門性が細分化され,専門領域がより明確になってきております.各巻の編集は,その分野に精通する先生にお願いしました.このシリーズがわが国のリハビリテーションとリコンディショニングの分野の発展に貢献することができる手応えを感じています.

最後になりますが,本シリーズの発刊にあたり,ご編集・ご執筆の労をいただいたすべての先生方,また企

画・編集にご尽力された中村晴彦氏に深謝いたします.


小林 寛和・福林 徹

目次

I.リハビリテーションとリコンディショニングの概要

1.リハビリテーションとリコンディショニングの定義  

2.わが国のリハビリテーションとリコンディショニングの現状

3.リハビリテーションとリコンディショニング総論

4.これからのスポーツを考える

II.外傷学総論

1.スポーツ外傷とスポーツ障害

2.病態の捉え方 

3.発生機転,発生メカニズムの考え方

4.組織損傷と修復過程

5.診断・状態把握の方法 

6.治療法概論

III.リハビリテーションとリコンディショニングに要する検査・測定と評価

1.機能評価の考え方

2.各種検査・測定の目的と意義

 ①関節動揺性・不安定性テスト,炎症徴候の確認,疼痛誘発・再現テスト

 ②複数関節における運動協調性の確認

 ③姿勢・アライメント観察

 ④形態測定

 ⑤関節弛緩性テスト  

 ⑥関節可動域の計測およびタイトネステスト

 ⑦筋力検査─徒手的な方法

 ⑧筋力検査─測定機器による方法

 ⑨筋萎縮の確認

 ⑩バランスの確認

3.スポーツ現場で実施する検査・測定の目的と意義

4.スポーツ動作の観察・分析

 ①動作の観察・分析からアプローチ実施の過程

 ②走

 ③跳

 ④方向転換

 ⑤投

 ⑥あたり

 ⑦蹴る

 ⑧泳ぐ

 ⑨滑る

 ⑩振る

5.スポーツ動作の客観化

IV.アスリートに対する検査・測定と評価の実践

1.スポーツ専門機関におけるメディカルチェック

 ①整形外科系

 ②内科系

2.スポーツ専門機関におけるフィットネスチェック

3.スポーツ現場におけるフィールドテスト

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書籍情報

  • ISBN:9784830651601
  • ページ数:300頁
  • 書籍発行日:2010年11月
  • 電子版発売日:2022年8月24日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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