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- 形成外科 2017年4月号【特集】頭頸部再建における最新トピックス
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序文
企画にあたって
形成外科の再建手技が,古くから頭頸部癌の外科治療において多大な貢献を果たしてきたことは周知のところです。特に,1980 年に入ってからの遊離組織移植術の導入が,従来の方法に比べ,合併症の軽減,罹病期間の短縮につながり,さらには良好な術後機能および形態の獲得を可能としました。加えて,各種皮弁の開発も相まって,遊離組織移植術は広く頭頸部再建のgold standard として認められています。
しかし,それでもまだ,頭頸部再建手術後の合併症率は30 % 前後との論文報告も多く,術後成績の向上のためには,術前危険因子の把握,術後感染症の予防策や術後管理の徹底なども必要です。また,日常生活上極めて重要な嚥下・構音・咀嚼といった,この領域が有する本来の機能をより良く再建する工夫も追求し続ける必要があります。
本企画では,これら形成外科医に託された課題を取り上げ,各領域で日本を代表するスペシャリストの先生方に,最新の情報をご披露頂きました。本特集は,目下最前線で頭頸部再建に取り組んでいる形成外科医だけでなく,今後頭頸部再建を担おうとする若い世代の読者にも参考となり,形成再建外科のさらなる発展に大いに益するものと信じております。
埼玉医科大学形成外科・美容外科 中塚貴志
目次
随想「おもろいことは真剣にやらなあかん」 田中一郎
特集:頭頸部再建における最新トピックス
企画にあたって 中塚貴志
頭頸部再建手術におけるPOSSUMを用いた手術リスク評価 牧野陽二郎ほか
頭頸部再建における術後せん妄対策 赤澤 聡ほか
下顎再建プレートを用いた下顎再建における合併症減少の工夫 藤木政英ほか
舌喉頭全摘後の“機能的な嚥下”を目指して 門田英輝ほか
当院における舌亜全摘・全摘再建における皮弁縫着の工夫 兵藤伊久夫
義歯による補綴を目標とした顎再建 杉浦康史ほか
連載:形成外科NEXT─次世代の本音─
英語教育一考─Brain circulationとはいうものの─ 舟山恵美
連載:教室だより北~南
(28)札幌医科大学形成外科学教室 四ッ柳高敏
原著
検査用グミゼリーによる咀嚼能率スコア法の検討 中島世市郎ほか
乳房一次再建術後の断端陽性症例の検討 藤井海和子ほか
症例
基礎疾患のない高齢者の頸部に生じた皮膚腺病を疑った1例 長谷川泰子ほか
上顎洞内に多発嚢胞性病変を生じたセメント質骨形成線維腫の1例 桐渕英人ほか
背部に発生したmalignant chondroid syringomaの1例 黒田友集ほか
プロペラ型残存広背筋皮弁を用いた膿胸術後の胸壁欠損再建の1例 滝澤宏明ほか
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書籍情報
- ISBN:9784014106004
- ページ数:120頁
- 書籍発行日:2017年4月
- 電子版発売日:2021年7月9日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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