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- 形成外科 2021年10月号【特集】マイクロサージャリーへの新技術導入
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序文
企画にあたって
わが国におけるマイクロサージャリーの歴史は,世界に魁け,切断指再接着術,遊離皮弁移植術の成功を収めました。また,穿通枝皮弁,極小脈管吻合,機能再建などの分野で世界をリードし続けています。これらの手術法は形成外科領域に留まらず,消化器外科,頭頸部外科,乳腺外科,整形外科など外科系他領域に応用することで,さらに発展してきました。
一方で,他領域においては,ロボット支援,内視鏡補助,画像解析および画像データの可視化,ナビゲーションなどさまざまな技術開発が進んでいます。今後のマイクロサージャリーの発展には,他領域への技術応用とともに,他領域からの技術導入も不可欠と思われます。そこで今回の特集企画として,新技術のマイクロサージャリーへの導入に向けてのさまざまな取り組みを取り上げてみたいと思います。
ロボティックサージャリーは外科系他領域で発展を遂げた革新技術の最たるものですが,体腔内臓器を扱う外科領域と異なり,形成外科手術への導入は遅れています。しかし,ロボティックサージャリーにおいて実現した拡大視機能,手ぶれ防止機能などは,形成外科で行っている極小な脈管吻合にも導入すべき技術と思われます。さらに高精細,立体視可能なモニターは,双眼レンズを覗いて行ってきたマイクロサージャリーの形を大きく変え,術者の負担を軽減するとともに技術伝承のための有力なツールになります。また,微細な形態を可視化する新たな技術も開発されており,その導入により極小な脈管吻合の成績向上が期待されます。
本特集においては,新技術導入に関して先駆的なお仕事をされているマイクロサージャンの方々に執筆を依頼いたしました。この企画が,皆様のマイクロサージャリーに対する近未来像をイメージする一助となることを願っております。
本誌「共同編集者」
東京女子医科大学形成外科 櫻井裕之
目次
随想
「一期一会」 (河野太郎)
特集 マイクロサージャリーへの新技術導入
企画にあたって (櫻井裕之)
形成外科におけるロボット支援下手術の現状と海外の動向<動画付き> (上村哲司)
ロボティック・マイクロサージャリー技術修得のためのトレーニングプログラム (市原理司ほか)
デジタル顕微鏡(外視鏡など)による3Dモニター補助下マイクロサージャリー時代への潮流 (市川佑一ほか)
光超音波3D技術による微小脈管可視化<動画付き> (鈴木悠史ほか)
スーパーマイクロサージャリーにおける光干渉断層撮影による最新イメージング (林 明辰)
コラム
編集委員長コラム[第26回] (細川 亙)
連載:形成外科NEXT―次世代の本音―
“当たり前”の積み重ね (田中顕太郎)
連載:教室だより北~南
No.82香川大学医学部 形成外科・美容外科講座 (永竿智久)
連載:短編小説で綴る論文探訪 たんろんたん
局所の利点:組織拡張器 (寺尾保信,去川俊二)
症例
後頸部に発生したlow-grade fibromyxoid sarcomaの1例 (萩原恒太ほか)
高齢者の後頭部に発生した巨大易出血性悪性増殖性外毛根鞘性腫瘍の1例 (簑原沙和ほか)
外耳道癌術後の側頭骨・外耳道軟骨露出に対し側頭頭頂筋膜弁を用いて再建した1例 (竹治幸大ほか)
持続洗浄型NPWTのフィルムの貼り代に穿通枝皮弁を用いた坐骨部褥瘡の1例 (奥野友孝ほか)
尿道下裂を伴わないwebbed penisの1例 (金井雅彦ほか)
後天性被角線維腫との鑑別を要した表在性肢端線維粘液腫の1例 (坂田憲亮ほか)
外国文献抄訳 PRS Vol.147 No.2 (冨田興一)
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書籍情報
- ISBN:9784014106410
- ページ数:119頁
- 書籍発行日:2021年10月
- 電子版発売日:2021年10月20日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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