形成外科 2022年2月号【特集】形成外科に活かせ!次世代美容外科の最前線(2)―Body―

  • ページ数 : 124頁
  • 書籍発行日 : 2022年2月
  • 電子版発売日 : 2022年1月28日
¥3,630(税込)
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商品情報

内容

形成外科に活かせ!次世代美容外科の最前線(2)―Body―
企画にあたって/清水 雄介
脂肪吸引で知っておきたい知識と技術/大橋 昌敬 ほか
脂肪注入で知っておきたい知識と技術/大橋 昌敬 ほか

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序文

企画にあたって


日本の美容外科は大きく発展しつつあります。名医と呼ばれる数多くの経験豊富なベテランの先生方がその基礎を積み上げてこられました。2020 年代に入って,これらベテランの先生方に追いつき追い越すことを目指しながら,美容外科医療を発展させようとする若手・中堅の美容外科医の数が増えています。彼らは近年流行しているInstagram,YouTube,ブログを初めとするSNSを活用しながら多くの患者様を集め日々研鑽に努めています。

今回の特集では「Face」,「Body」の2回に分けて,主に40代を中心とした中堅の美容外科医,NEXT 世代の先生方を執筆者として挙げました。個人で開業している先生だけではなく,全国展開している大手美容外科で活躍されている先生もいらっしゃいます。必ずしもJSAPS で活躍している先生だけではなく,JSAS で活躍中の先生もいらっしゃいます。今後の日本の美容外科の発展のためにはJSAPS,JSAS関係なく,良い知識と技術を多くの医師が共有できることが肝要と考える主旨からです。

本号「Body」では,オーソドックスな脂肪吸引術や乳房増大術だけでなく,近年流行が著しい脂肪注入術や女性器形成術も含む内容としました。各執筆者には手術コンセプト,ポイント,リスク,合併症に対するリカバリー,綺麗なイラストと症例写真をご呈示いただきました。

形成外科は,身体に生じた組織の変形,欠損,整容的な不満足に対して,あらゆる手法や技術を駆使して正常に近づけることを目的としています。これからの形成外科医は,好むと好まざるとにかかわらず美容外科の基本的素養を学ぶ必要があります。本特集で示された美容外科のコンセプトや細かな手法・技術が形成外科に応用できることはいうまでもありません。

本特集が多くの形成外科医・美容外科医に福音をもたらし,多くの患者様の治療の一助になれば幸いと考えています。


本誌「共同編集者」
琉球大学大学院形成外科学講座 清水雄介

目次

随想「新米クリニック経営者のドバイ診療記」/新城 憲

特集 美容

形成外科に活かせ!次世代美容外科の最前線2―Body―

企画にあたって/清水 雄介

脂肪吸引で知っておきたい知識と技術/大橋 昌敬 ほか

脂肪注入で知っておきたい知識と技術/大橋 昌敬 ほか

直視下経腋窩デュアルプレーン法による乳房増大術/小野 准平 ほか

アドバンス皮弁を利用した新しい陰核包皮切除術/田中 永紅

コラム

編集委員長コラム[第30回]/細川 亙

連載

形成外科Topics! レーザー分野指導医資格設立と今後の課題/河野 太郎

私の心に残る1症例 No.33/奥本 隆行

形成外科NEXT―次世代の本音― 今,あなたが形成外科医である理由。/市川 佑一

教室だより北~南 No.86 済生会宇都宮病院 形成外科/谷 裕美子

短編小説で綴る論文探訪 たんろんたん 普及の条件:前腕皮弁による口腔再建/寺尾 保信,去川 俊二

原著

後耳介動脈を血管茎とする浅側頭筋膜弁を用いた耳介挙上術の術後合併症と長期経過 /佐々木愛子 ほか

症例

外傷性血腫様の外観を呈し転移性悪性腫瘍が疑われた義眼床結膜腫瘍の1例/藤田明日香 ほか

瞼板内角質囊胞により眼瞼下垂を来たした1例/小久保健一 ほか

耳下腺脂肪腫の1例/佐々木健介 ほか

足部verrucous carcinoma と診断されてヒドロコルチゾンが著効した1例/大久保亜貴 ほか


◆外国文献抄訳 PRS Vol.147 No.6/飯田 拓也

書評

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書籍情報

  • ISBN:9784014106502
  • ページ数:124頁
  • 書籍発行日:2022年2月
  • 電子版発売日:2022年1月28日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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