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- 病理と臨床 2021年8月号(39巻8号)AIとデジタルパソロジー
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内容
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序文
特集 AIとデジタルパソロジー
進んだ.また,この10年で機械学習やディープラーニングが急速に発達・普及し,言語処理や画像認識で広く利用されるようになった.いわゆる人工知能artificial intelligence(AI)として生活を豊かにしてくれるとともに,生活を変えようとしている.COVID-19に対処するためにもデジタル化,情報通信技術information and communication technology(ICT),AIを活用した生活・労働が求められている.
病理診断でもデジタル化が浸透し,肉眼写真だけでなく,顕微鏡画像も病理標本全面のデジタル記録(whole slide imaging:WSI),転送が容易になって久しい.また,AIの利用が組織診や細胞診にも始まっている.在宅テレワークでの病理診断は今回のコロナ禍には残念ながら間に合わなかったが,アフターコロナに向けて一層のICT活用が期待される.
そこで本特集では,これまで着実に実用化が進んできたAIとデジタルパソロジーについて,概説を頂くとともに,院内での活用,地域での活用を紹介してもらうこととした.膨大なデータとなるWSI画像をどう活用し,どのように整理するか,また,地域で通信環境を整備したうえで,診療の協力体制を構築した事例を紹介して頂いた.システムの導入の経緯だけでなく,乗り越えてきた問題や,新たに生じた問題を紹介して頂くことで,これからの活用に皆で知恵を出し合えると期待している.また,画像認識技術を病理診断に応用して行われている現在進行形の開発について,教師データの蓄積,整理,そして画像認識技術を利用するためのエッセンスを紹介して頂いた.これらの今後の診断現場での活用や協力を少しでも見通せるようにできればと願う.最後にそれらの技術を安全に利用するためのガイドライン作成などを通して浮かび上がってきた,利用者が知っておくべき留意事項について解説を頂いた.
本特集で取り上げる分野は急速に変化していくが,2021年時点のスナップショットとして読者と共有して,今後のさらなる変化に対応していけるよう準備していきたい.
宇於崎 宏[帝京大学医学部 病理学講座]
森 一郎[国際医療福祉大学医学部 病理・病理診断学教室]
目次
【特集】
デジタルパソロジーとAI利用の拡大/福岡順也他
病理部門のデジタル化:がん研の取り組み/津山直子他
院内・病院間のデジタルパソロジー/潮見隆之他
福島県での病理診断ネットワーク体制/橋本優子
徳島県での病理診断ネットワーク体制/上原久典他
胃生検組織診断でのAI/阿部浩幸他
肺癌診断・細胞診でのAI/塚本徹哉他
AIとの恊働が期待される次世代病理学/藤井誠志
病理AIガイドラインについて/吉澤明彦他
デジタルパソロジーにおけるセキュリティ/近藤博史
【連載】
〈マクロクイズ[148]〉松岡健太郎
〈切り出しのキモ-私はここをこう切っている-[17]〉
骨/石田 剛
〈効果的な病理医リクルーティング[5]〉
診断病理医のリクルーティング-香川大学病院15年の私のマネジメント-/羽場礼次
【今月の話題】
令和4(2022)年 日本病理学会からの診療報酬改定要望/佐々木 毅
大学内ネットワークを用いた病理解剖見学システムの構築/尾島英知
【Information】
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書籍情報
- ISBN:9784011203908
- ページ数:114頁
- 書籍発行日:2021年8月
- 電子版発売日:2021年8月27日
- 判:B5変型
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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